夏目漱石のお墓に参る
若い頃に漱石ブーム(自分だけ)があって、一時は早稲田のあたりに住んでいた私。「それから」「彼岸過迄」などを愛読していたころから「やっぱ行人のお兄ちゃんすげー」になったりしつつ、いつまでも漱石は私にとって特別愛着のある存在です。
もちろん、ブーム当時にお墓参りしようと試みたのだけど、一回雑司が谷の墓地に下調べなしで行って、ぐるぐる探してるうちに暗くなって帰ってきちゃったんですよね。絶対行きつけない、こわい(方向音痴だから)ってなってそのままに。
今回時間ができたから、がっつり下調べして行ったらすぐに見つかりました。「変わった椅子の形の墓石」とのことでしたが、事前にそうと言われなければわからなかったかも。
墓地のまわりにどんぐりがたくさん落ちてたりして、良いお散歩になりました。明治の頃の文豪や書生さんたちやまあまあ時間的余裕のあった人たちも、こうしてお散歩したんでしょうか。
最後に池袋まで行って甘いものと本を買って帰ってきました。