日々のメモ書き

会社辞めてからの生活を残していきます

暖かくなってきた

天気が良いので午前中に出掛けた。

ここのところ、朝だらついてしまい起きられない。起きる理由がないんだもの。

がばっと起きてえいやっと外に出る。ちょっと離れた大きい公園まで歩いていく。そろそろ花粉出てるはずだけど、舌下治療が効いてきたのか涙目にはならない。ありがたや。

公園の近くでキューバサンドを買ってベンチで食べる。良いお天気。遠くで聞こえる演説とトイレの脇の柵の工事の音。まばらにひとが歩いてる。

それにしても思うのだけど、マスクをしてる人は「コロナに気をつけている」のだと思い、マスクをしてない人は「そうでもないひと」なのだと思うけど、「マスクのゴムを片方の耳に引っ掛けてブラブラさせてる」ひとはどういう主張を表しているのだろう?「気をつけるつもりはあるんだけど、今は事情があって一時的にしてないのですよ?」というエクスキューズなのか、「マスクは用意してるけど自分はこれをつけない」という決意の現れなのか、表情からは読み取れない。タバコも吸ってないし飲み物を飲んでるわけでもない、具合が悪そうでもない。良いとか悪いとかいうつもりはないけど、何を意味するんだろう?はどうしても気になってしまう。

 

夏目漱石のお墓に参る

若い頃に漱石ブーム(自分だけ)があって、一時は早稲田のあたりに住んでいた私。「それから」「彼岸過迄」などを愛読していたころから「やっぱ行人のお兄ちゃんすげー」になったりしつつ、いつまでも漱石は私にとって特別愛着のある存在です。

もちろん、ブーム当時にお墓参りしようと試みたのだけど、一回雑司が谷の墓地に下調べなしで行って、ぐるぐる探してるうちに暗くなって帰ってきちゃったんですよね。絶対行きつけない、こわい(方向音痴だから)ってなってそのままに。

今回時間ができたから、がっつり下調べして行ったらすぐに見つかりました。「変わった椅子の形の墓石」とのことでしたが、事前にそうと言われなければわからなかったかも。

墓地のまわりにどんぐりがたくさん落ちてたりして、良いお散歩になりました。明治の頃の文豪や書生さんたちやまあまあ時間的余裕のあった人たちも、こうしてお散歩したんでしょうか。

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最後に池袋まで行って甘いものと本を買って帰ってきました。

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今マイブームです

ここのところ、私的に流行ってます。皆さんご存知の東出昌大さん。

『草の響き』を映画館に観に行ったらすごく良くて、『寝ても覚めても』をアマプラで観てみました。こういうことに時間使えるのは無職の特権ですよね。その後、エンディングに馬の骨の燃え殻が流れるという情報を入手して『僕たちはみんな大人になれなかった』を観たんですが、こっちにも出てました。

最近世間を騒がせたということはもちろんわかっているけれど、スクリーンの中の東出さんの映え方といったら、何層にも重なったフルーツぎっしりのカラフルなパフェなど敵じゃないっす。いるだけで華があるというか、ぱっとしまるというか。それにセリフ回しというか存在の仕方が自然な感じがしました。

やー、いいなと思いました。

国民健康保険料におどろく

有給消化期間が終わり、いよいよ本当の退職日を迎えました。

退職日過ぎて、本格的に役所に行って手続きを始めたんですが、国民健康保険の保険料って高いんですね。普通に皆さんご存知なんでしょうか。びっくりしました。

会社を辞めて国保に加入すると、『国保入ってる人全員が払う固定料金』と『前年の1月から12月にもらった所得(額面からなんか色々引いた額)の11.5%(自治体によって違います)』の合計額を対象月分で割り算して毎月支払う、ということらしいんですけど、この『所得に応じた変動部分』が曲者でして、所得が300万のひとは33万、500万のひとは55万、800万のひとは88万というわけで、100万ちょっと?の上限額までは払わせるらしいんですよね。年間100万を宣告されたら毎月83000円を払うわけですよね。無職なのに。ええっ、そんな大金を?家賃じゃん。もちろん、保険料以外に住民税(住民税も前年の所得に応じた変動分がある)や年金も払うわけですから、ものすごくまとまった金額を覚悟せねばならないわけです。

辞める前にちゃんと見とけって話ですけど、お恥ずかしい話、計算方法を自治体のwebページで見たときは、なんのこっちゃよくわからなかったんですよね。実際計算してこれですよ、と見せてもらうまで、いくらになるのか良くわかってなかったんですよね。請求書もらって家帰って、どういう計算なんだろう?と思っていろいろやってみて(家のPCがmacだからシミュレーションのエクセルが動かなかった)やっと、計算式を理解したと申しますか。。。

前職の健保の任意継続のほうが毎月15000円くらい安くなるらしく、慌ててそっちの手続きをすることにしました。私の住んでる自治体では、任意継続の保険証出してもらってから、国保の方の取り消しを申し出ると手続きしてもらえるっぽいです。「昨日手続きしてもらった国保の加入、取り消したいんですけど」と窓口で切り出したときはなんとも情けない気持ちになりました。毎日役所に通ってます。

前職の任意継続にするにしても、結構な額ではあります。正直、老後資金にそんなには手を付けられないけど、このくらいなら使っても良いかなーとぼんやり思っていたお金は、全て健康保険料にもっていかれそうです。。。日本は全国民が健康保険に加入しているステキな国だと思ってたけど、国保のひとはこんなに保険料払ってんだな、と会社員の頃にはわかってなかったことを実感しました。

居酒屋に行く

久しぶりに居酒屋に行った。7月に一瞬緊急事態が明けたときに近所に行って以来だ。

緊急事態が明けて、街がにわかに活気付いている。ずっと閉まってた小さいお店に明かりが灯って、戸は半分くらい開いてて、カウンターに常連さんが座ってる。お店の人もお客さんも楽しそうに笑ってる。

これは行かねばってことで行ってきました。刺し身を食べながら日本酒を飲み、揚げ物にシュワシュワしたお酒を合わせる。ああ、なんて幸せなんだろう。お店で飲むの楽しいなあ。いいなあ。

アナザーラウンド

美容院に行ったついでに、『アナザーラウンド』という映画を観に行く。

事前に調べたところでは、おっさんが体内のアルコール度数を一定に保つという謎の実験をする話らしかった。本来であればそんな映画はビール片手に観たいところだけど、緊急事態明けたとはいえまだまだ我慢です。

映画は、おもしろかった。冴えないと思っていた主人公のおじさん(マッツ・ミケルセン)がだんだんカッコ良くみえてくる。おじさんたちがわいわいじゃれてる様は、うらやましくさえ見えた。いいなあ、ああいうの。でも、主人公はダメ人間ではある。まあまあだめなんだけど、でもだめでも良いじゃないか、にんげんだもの。まあ私は旦那があんなだったらイヤだけどね。かっこ良いときもある。だめなときもある。楽しいときもあれば心底嫌になるときもあって、そういうときに酒はいつもとなりにいてくれる。ただし、分量を守ってね!

 

 

最終出社日完了

会社をやめました。
46歳、女性、既婚、子なし、プログラマー、マネージャー経験はあるけど組織内政治は苦手。今後の人生設計、お金、社会との関わり、この先の10年20年をどう暮らしていくかを、これからゆっくり考えて決めたいと思ってます。